【栽培カレンダー】 |
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1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
植付時期 |
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整枝剪定 |
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開花時期 |
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防除 |
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施肥 |
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<基本データ> |
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科名 | ミカン科ミカン属 |
分類 | 常緑高木(2.0m~3.0m) |
苗の年齢 |
2年生 |
結実年数 | 3年~ |
【植替え時期と管理】
一般的に3月~4月が植替えの適期となっています。
今回の苗(スリット鉢仕立て3年生苗木)ではそれ以外の時期でも植付可能です。(スリット鉢の中で根茎
がしっかりと形成され植え傷みが少ない)ただ暑い時期7月~8月または寒い時期12月~2月の時期は避けま
しょう。
庭植えの場合は、深さ50cm、幅70cmの穴を掘ります。
掘り起こした土に堆肥を加え十分に混ざるようにしましょう。
丁寧に鉢から苗を取り出し、穴の中心に位置合わせをします。
同時に高さの調整も行います。
鉢上面と植える地面が同じになるように調整します。
位置が決まれば堆肥を混ぜた土で埋め戻しをして下さい。
しっかり根に土が入るように押し込んで下さい。
灌水は十分な水を与えてください。
鉢植えは2年から3年に一度行います。
根詰まりや栄養分がなくなったりして土が死んでしまいます。
現状の鉢より2割3割大き目の鉢を用意します。
鉢から苗を抜き、お箸等を使い根の側面の土を落とします。
土は新しい用土を使って下さい。
赤玉土4・川砂1・腐葉土2の混合土を用意します。
鉢の底に盛り上がるように用土を入れ苗木を入れます。
鉢の深さを調整し位置決めをし苗木を抑え込むように用土を入れていきます。
隙間に用土が行き渡るように用土を押さえ込みます。
竹の箸を使い突きこむと効果的です。
植替え後はたっぷりと水を与えましょう。
場所は西日の当たらない場所の日当たりの良い場所に置きましょう。
【剪定時期と管理】
① 柑橘類の剪定時期は2月~4月上旬に行います。
年3回、春・夏・秋に枝が伸びます。
常緑果樹は剪定すれば葉を落とすことにもなるので、落葉果樹に比べ、剪定の程度は軽くする。
剪定では、込み合う部分の枝を間引いて、樹冠内部まで日が当たるようにする。
隔年結果を防ぐため、前年たくさん実の付いた「表年」だった場合には、間引き主体の軽めの剪定(も
しくは無剪定)にして花芽を確保し、前年あまり実の付かなかった「裏年」だった場合には、翌年に実
を付ける枝を発生させるために前年伸びた夏枝や秋枝を切り返します。
② 花芽の付き方は、前年に伸びた新梢の頂芽や先端の2~3芽に出てきます。
春枝や夏枝によく付きますが、前年秋に長く伸びた枝には付きにくく、充実しません。
更に、前年に果実が付いて枝から出る新梢は、その年には花芽が付かず、翌年に花芽が付きます。
このため隔年結実になります。
毎年収穫するには実の付かない新梢と花を付ける新梢を5割ぐらいずつになるように剪定する。
③ 隔年結実を防ぐために、結実したら摘果を行います。
摘果は、生理落果後7月下旬から8月中旬に行います。
みかん類は25枚~30枚当たり1果、雑柑類は60枚~120枚当たり1果になるように傷んだ実や
小さい実、1か所にかたまっている実などを取り除きます。
④ 仕立ては露地植えの場合は開心自然形などが良いと思います。
鉢の場合は開心自然形や模様木仕立てが良いと思います。
【病害虫の管理】
3月~4月頃より新芽時はアブラムシが発生します。
5月頃よりハモグリガやアゲハチョウの幼虫が発生し、葉を食害します。
ハダニも発生してきます。
食害の傷よりカイヨウ病等の病気が発生しますので定期的な防除が必要です。
農薬についてはお気軽にお問合せ下さい。
【施肥の時期と管理】
花が付き始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。
3月上旬と7月上旬に追肥として与えます。
この時期は速効性の化成肥料がいいです。
また、12月頃に寒肥として有機肥料を与えてください。
十分な肥料を与えていけば隔年結実の軽減にもなります。
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